日本では古くから、祖先に縁の深い神様や、地域をお守りくださる土地神様を「氏神」として
お祀りしてきました。
この度、伊豆の国市韮山にあり、地域の方々に大切に祀られている神社「氏神様」の床が老朽化したため、張替のご依頼をいただきました。
平野の中心的位置にあり、畑や田んぼを通り過ぎますと、時間が止まったような、
清々しい空気に包まれた鎮守の杜が現れます。
長い間、地域の人々を守り続けてきた神様。
地域の方々からも大切にされてきたことが伺い知れます。
床をはがし
新しくはっていきます。
「東濃ひのき」は伊勢神宮の式年遷宮の外宮にも使用されている銘木です
これから先、住まう人が変わっても、世代が変わっても、
変わらずにこの場所で静かに地域を見守ってくれる神社。
感謝と慈しみの心をもって、工事をさせていただきました。