住宅【豆知識】
昨日のブログで、「木ずり」下地をご紹介させていただきましたが、
今日は「木ずり」について少しご説明を。。。
昨今、木造住宅の塗り壁下地の多くは「合板」が用いられることが多くなってきました。
通気層が確保されていれば問題はありませんが、実際は外壁の様々な場所で通気がふさがってしまい、水蒸気が滞留することで、合板を濡らし、合板の接着剤がはがれてきてしまうことがあります。
それに対し、「木ずり」というのは、杉の小幅板を透かしてはっていくことで、この場合、
無垢の木自体の湿度の調整が取れ、隙間から上手く湿気を逃がしてくれます。
結果、長持ちする「家つくり」に繋がります